90歳以上の90%の人がする後悔
ひすいこたろう さんご存知ですか。
天才コピーライターとか、
顔出しNGのベストセラー作家さん
らしいのですが。。。
それでも、あれれ
フェイスブックに共通のお友達が3人いたのがびっくりです。
すみません。 いきなり「あした死ぬかもよ?」なんて気分悪くなりましたか。
スピリチュアルか、啓発本、哲学や思想本かと思いきやそうではありません。
2ページ目を開いた時から、心臓鷲づかみに。
こんなアンケート結果があります。
次の質問は、アメリカで90歳以上のご老人に聞いたものです。
「90年の人生を振り返って唯一後悔していることは何ですか。」
これに対して、なんと、90%の人が同じ答えでした。
それは・・・
「もっと冒険しておけばよかった」
どうですか。
「冒険」です。
やりたいことをしておけばよかった、ではなく「冒険」です。
90歳以上の90%の人の唯一の後悔が、
「冒険」しなかったことです。
坂本龍馬の冒険
ご存知幕末の志士、坂本龍馬は不思議な人です。
28歳で土佐藩を脱藩し、海援隊を立ち上げたのは32歳の時。
海援隊の初航海で、乗っていた船「いろは丸」は
紀州藩の蒸気船と衝突し沈没してしまいます。
で、龍馬の「冒険」はここから始まるのです。
徳川御三家の、あの紀州藩を相手に
損害賠償を請求し、僅か1か月あまりで勝ち取ります。
その作戦、手練手管、知恵は痛快そのもの、唸りました。
紀州藩を揶揄した替え歌を流行らせ、
「万国公法」という世界共通のルールブックまで持ち出し、1ヵ月の間に
こんなにいろんなことが出来るのかと思うくらい手を尽くし勝ち取りました。
妻のおりょうさんを盟友に託し、紀州藩と激しい攻防戦が行われたといいますから、
決死の覚悟だったのでしょう。
でも、龍馬の冒険は悲壮な覚悟ではなく、むしろ楽しんでいる
ように思えるのです。
坂本龍馬は、薩長同盟の立役者と「船中八策」くらいしか知りませんでしたが、
このエピソードからはやんちゃな素の龍馬が偲ばれます。
龍馬は武士です。
常に自分の命の使い方、死に方を意識下に持っていたから
思いのまま恐れることなく進撃できたのでしょう。
孫正義さん
ソフトバンクの創業者孫正義さんは、会社を起こした数年後、慢性肝炎に倒れ
20代にして「5年は(命が)持つかもしれないが、それ以上は・・・」
と診断されてしまうのです。
「こんなに勉強して、こんなに熱い気持ちで会社をおこしたのに・・・」
「5年」と寿命を宣告され、病院で泣いたそうです。
そんな時に、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』と出会います。
幕末のヒーロー坂本龍馬が活躍したのは、33歳で暗殺されるまでの約5年間です。
「5年でも、日本を変えることができる。」
その後の孫さんは、
物欲は全部なくなった。
東日本大震災支援に100億円を寄付。
社長報酬の全額も、震災で両親を亡くした孤児の支援として寄付を宣言。
孫正義氏は、経営者の中では異色です。
孫さんほどの、アニマルスピリッツに溢れた経営者は日本にいるのでしょうか。
ソフトバンクは、 近年ビジョンファンドを通じ様々な企業に投資し、
投資した企業が成長することで株価が上がり、ソフトバンクに利益が還元されます。
ビジョンファンドは営業利益の半分を稼ぎ出す事業に成長しています。
ソフトバンクの携帯を10年以上使っているユーザーとしては、
孫正義さんのアニマルスピリッツは何処から来るのかずっと気になっていました。
ひすいさんの本で、ようやく分かったような気がしました。
命に限りがあることを知ったから、何でもできる。
あの世には何も持って行けない。
じゃぁ、一番やりたいことは・・・、
「人のためになることをやりたい」
孫正義さんは、死と向きあった瞬間から「冒険」が始まった。
冒険して生きるとは
「冒険」って、単にやりたいことをするではないですよね。
無茶をすることでもないですよね。
そんなに大冒険じゃなくても、
“人生をやり直すとしたら、春はもっと早くから裸足で歩きだし、
もっとたくさんダンスに出かける。
もっとたくさんメリーゴーランドに乗る。
もっとたくさんたくさんのデイジーを摘む。
それぞれの瞬間をもっとイキイキと生きる。”
ナディーン・ステアさんの詩から
自分を縛っていた、箍(タガ)を外して行動することも冒険。
ふり絞る想いで、“ご免なさい”と言うのも、
長年言葉に出せなかった、“ありがとう” を言うのも冒険かな。
それから、
龍馬も、孫さんも2人にあるのは自分ごとではなく、「利他」。
小人の私は、せめて、これからも
“iDeCoや企業型DCの預け先を定期預金にしている人~、
ほんの少しだけリスクを取って株式に預け先変えませんか~。”
と、呼びかけます。
だって、「確定拠出年金」の預け先が定期預金なんてもったいな過ぎる。
「冒険」することで後悔はありません。
後悔するのは、「冒険」しなかったことなのですから。
あっ、それでも自分に合った預け先(ポートフォリオ)はあります。
分からないことがありましたならご相談下さいね。
無茶冒険でも、「確定拠出年金」ジャンジャン提案していきま~す。