1年で何倍にもなるのが株の世界
年末の結果はまだ分かりませんが、今のところ
世界的な株高が続いています。
〇〇株は1年で7倍に!
コロナ後の値上がり率は○○倍!
たった1年で何倍にもなるのが株の世界です。
こうなると株式投資にネガティブだった人も、
ちょっと焦りを感じ始め、
とにかく株買おうとなります。
ところが、いざ買うとなると買い時が分からない。
個別株への投資は金額も大きいので、買い時は重要です。
基本は「株式投資信託」で十分です。
が、個別株は夢がありますし、株式投資に慣れた人にとっては「楽しい」ことです。
そこで、私の個別株の買い方を少しご披露します。
参考程度に見て下さい。
3つの投資指標
買いたい銘柄が見つかったなら、
投資指標を確認します。
PBR(株価純資産倍率)は、
会社の純資産と株価の関係を表し、
株価が割高かどうかをを測る指標です。
一概には言えませんが、
PBRが1を下回っていれば割安と言えますが、
萬年1倍割れ株は成長に乏しいとも言えます。
PER(株価収益率)と併せて判断します。
PERは、会社の利益と比べ今の株価が割安かどうかを見る指標です。
PERが高いと割高と言われますが、逆に期待値が高く今後の成長を見越して買われているとも言えます。
次に、
チャートを見ます。
期間10年・5年の長いチャートから
3・2・1年、6ヵ月・3・2・1か月~10日1日と短い期間へ。
チャートでは、200日移動平均線を重視します。
200日線は1年の終値の平均価格をつないだ線です。
この200日線が5年位の長期で見たときに、流れる水のように緩やかにきれいに、右肩上がりで推移しているかが第1関門です。
チャートでは次にボリンジャーバンドを表示させます。
ボリンジャーバンドは、標準偏差を表し、
株価が今どの位置にあるかが分かります。
買い時の判断にはより有効です。
3つ目は、信用売残・信用買残です。
信用買いの残高が多いと、先行きの売り圧力になり、
株価は下がると判断されます。
反対に売り残が多いと、先々買われるとみられます。
現物取引では、売残>買残の方が良いと言えます。
個別株購入は消費のひとつ
初めて聞く言葉⁉ ばかりでしょうか。
それぞれの説明はほんのさわりだけです。
詳しくは「金融用語」なんかで検索確認下さい。
株式売買のタイミングを見る指標はこの他にもたくさんあります。
私は情報が多すぎると判断が出来ないのでこれくらいにしています。
株を買う理由はそれぞれです。
株主優待が楽しみで買われる方、
テンバーガー株を見つけるぞの方、
関わりのある会社を応援したい、等々。
私は、個別株は資産形成の手段としてではなく、消費の楽しみのひとつとして買います。
1株では買えない日本の株
米国では出産や誕生日に株をプレゼントする。
丁度日本の「お祝い」みたいな感覚なのでしょうね。
これが出来るのも米国は1株から売買できるからです。
ところが日本は100株単位からでないと買えません。
目が覚めたら、(米国の取引は日本と反対)
ウォルトディズニーの株が13.59%も上がっていた!
一日にですよ。
上がったとは言え、ディズニーは1株18,000円位で買えます。
ちなみに日本のディズニー、オリエンタルランドの株を
買うとするといくらだと思いますか。
1株18,320円(12月11日終値)×100株で1,832,000円!!
子や孫に一株プレゼントとはいきませんよね。
日本も1回のランチ分くらいから株が買えるようにならないかなぁと、常々願っています。
「投資はお金が必要」「お金持ちがすること」
「株はギャンブルに近い」こういった先入観は売買金額の高さにあると思えてなりません。
売買単位が米国並みにならないと、株はどこか関係のない世界のことで、
みんなが参加できる「楽しみ」とはならない。