日本ではお金が銀行に滞留している
「投資性商品」について、もっと多くの人に知ってもらいたい。
「確定拠出年金」や「NISA口座」は、みんなに持ってもらいたい。
株式に投資することで、長期には資産は増える。このことはデータでも証明されています。
投資・運用について書いたり話したりするときに、私は《日本人は》と、わざとのように枕詞を付けます。
左の表は10年位前から使っている古いものですが、現状と比べてもほとんど変わりません。
日本人のお金の預け先は他の国と異なり、圧倒的に現金・預金なのです。
アジア諸国と比べてみても、
日本の株式・投資信託の保有率がいかに低いかが分かります。
日本では証券口座を持っている人は20%もいません。
これは、海外の人から見るとちょっと異質なんです。
『稼いだお金は増やすもの』増やすためには、投資運用。
これがグローバルスタンダード。
増えなくてもいいなんて、本当は誰も思いませんよね。
何も銀行にお金を置くことが悪いと言っているのではありません。
しかし、日本では、余りにも現金・預金にお金が滞留し「投資」は特別な人がやるもの、危険だ「投資」をしているなんて、と思っている人が多いのです。
「投資」について単に知らない、周りの人も同じように知らないから本当のことを知るチャンスが無かっただけだかもしれません。
確定拠出年金とNISA口座は銀行預金を持つように
日本は30年ぶりに日経平均が30,000円を超えました。
ニューヨークダウは高値更新と、ニュースで言っております。
コロナ禍で、収入がダウンした人ばかりではありません。
株価上昇で資産が増えたのは、一部の富裕層ばかりでもありません。
ほんの少しでも「投資運用商品」を持っている人は、自分が働かなくても、今みたいな状況下でも『お金が働いてくれる。』ことを知っています。
「確定拠出年金」や「NISA」で運用をしている人は、プラスになって、嬉しい! 思いをしています。
新聞に日経平均が1,000円下がりました。と、あっても別に全財産を失うわけではありません。
「確定拠出年金」や「NISA口座」のお金は生活費とは別です。
慌てることもありません。
下がった時期が長い程、次の上昇はもっと嬉しい。
「投資」をリスク、危険、嫌いと思い込んでいるとしたなら、それこそもったいない話しです。
せめて「確定拠出年金」や「NISA」くらいは、銀行預金を持つことと同じように使って欲しいのです。
そうでないと本当にもったいなかったと、後々後悔するかもしれません。
貯金が出来ない人ではなく、余力があるのに投資に向かわない人、「投資をしない事こそリスク」が言われております。IFAでファイナンシャルプランナーで、DCプランナーとしてお伝えしたいことがたくさんあります。
みなさんにお金に関する正しい知識と情報を増やしてもらう責任があると思っています。
投資運用の入り口としての「確定拠出年金」の優位性と使い方。
20%の利子・配当税がかからない「NISA口座」は一生持ち続ける。
この2つを、より多くの人に伝えることを使命と思っております。
「確定拠出年金」や「NISA口座」では、
お金は時間と共に増えます。!