『時間軸の悲劇』にしたくない

今なされていることの殆どは将来のため

『時間軸の悲劇』という言葉を知りました。気候変動問題に対応するためのコストは現役世代にかかってくるものの、恩恵は将来世代が享受する。というものだそうです。

 

3.11の大震災があり、多くの犠牲と教訓を糧に防潮堤に守られた新たな市街区やインフラの整備も進んでいます。確かにその恩恵の多くは将来世代が受け取るのでしょう。復興税だって、2013年から2037年まで全ての所得に対し掛かってきますので、今現役世代の人たちが負担します。

 

ですが、歴史とはその繰り返し。今なされていることが実を結ぶのはずっと先で、人はより良い生活を求め日々努力しているからこそ、社会も発展し、経済のパイも大きくなり少しずつでも豊かになっている。

100年前と比べ、今の方が豊かではないと感じる人は少ないはず。

 

今の世代が将来世代にもたらせるものは

『時間軸の悲劇』には、別の懸念を感じます。

それは、日本だけ20年以上実質賃金が減り続けている。そんな国は先進国では日本だけです。

あの頃は、給料も毎年上がり、車だって5年に1度は買い替えていた。30年前の方が豊かだった。と、思っている人は少なくないはず。。。

日本は世界一速いペースで少子高齢化が進んでいる、非正規で働く人が増えたことや、10年前未曾有の災害に見舞われたことなど、理由はいろいろあると思います。が、言われるところの、日本は既に貧しい国、衰退途上国のままで良いはずはないですよね。

これまでの10年よりこれからの10年の方が加速度的に、早く変わるだろうと言われている中、今の現役世代は将来世代に何をもたらせるのだろう。

国として、政策の中で取り組むことは基よりですが、個人でできることもあります。

「私たちの若い頃に確定拠出年金やNISAがあったら、1億円位貯まっていたかもね。」同年代のFP仲間とよく話します。就職した会社にDC(企業型確定拠出年金)があり、毎月定期的に積立られ、バブル期の上昇率も加味すると決して難しいことではありません。

私のように「確定拠出年金」制度がなかった世代からみると、羨ましい限りです。

今の現役世代の人たちが、確定拠出年金やNISAを使い一人でも多くの人が豊かになることは、将来世代のために大きな恩恵となります。しかも自分たちも、恩恵としてではなく果実として味わえます。

 

「確定拠出年金」は自分のためだけではありません

『時間軸の悲劇』は、次の世代へのプレゼントかも知れませんが、「時間と共にWin-Win」な社会となるのはもっと良いことですよね。

自分のことは自分でできるくらいの経済力を持ち、行政や、身内に負担を掛けたくないと思っております。

今現役で働いている人が、DC(企業型確定拠出年金)や、iDeCo(個人型確定拠出年金)を持つことは、将来世代の負担軽減に繋がると本気で思っています。 

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