皆様のお宅のエアコンは十分活躍されていますか。
室外機のホースから水漏が・・・、早速ネットで検索し修理を依頼しました。
見積もりは無料とのことで、工事費は15,000円位かなと勝手に思っていました。
計測器を見せられ、ガスが少なくなっています。
とのことで、水漏れ工事費とガス交換で
56,000円也。
その上、室内機の方もクリーニングが必要で、
なんと予期せぬ出費が70,000円にも。
エアコン、まだ6年位なのになぁ。でも必需品、仕方ない。
「いえ、ライフラインです。」とは、業者さん。
配当金と分配金
日本企業は、中間配当を12月に、3月の期末配当を6月か7月に支払うところが多いようです。
投資信託でも「日経平均高配当利回り株ファンド」のように6月と12月に分配金を支払うものもあります。
NISA口座の買付けでも、配当金を受取れる株式や分配型投信は人気です。
リタイア世代だけではなく、現役世代でも「投資の実感が湧く」とのことで、
分配型投信を選ばれる方もいます。
株式であれば、必ずしも配当がある会社、高配当程良い株とは限りません。
配当金は、企業が利益の一部を株主に分配するものです。
企業は儲けの一部を株主に配当という形で還すか、
配当ではなく業績の向上を目指し設備投資などに当て株価の値上がり、
キャピタルゲインという形で還元するかです。
企業が配当金を支払うと、その分企業の資産が減少します。
この資産減少分が株価に反映されるため、配当金支払い後に株価が下落することがあります。
しかし、配当金を受け取った株主の総資産は変わりません。
仮に、無配当の株価が1,000円、配当支払い後の株価が950円のとき、
10%株価が下がると、無配当株価は900円、配当支払い後の株価は855円ですが、
配当金50円と合わせると905円となります。配当受取は利益確定とも言えます。
つみたて枠と成長枠で使い分け
エアコンの修理代ではありませんが、
予定外の出費のときタイミングよく配当金が入ってくると、
それはそれで投資をしていて良かったと思います。
NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠があります。
つみたて投資枠は投資信託だけで、
個別株や分配型の投資信託は成長投資枠でしか買うことができません。
このところの物価高で、若い世代でもインカムゲインが必要かも知れません。
収益の一部を配当金・分配金で受取りたいなら「成長投資枠」で、
配当ありの日本株や米株、ETF・投資信託を選びます。
NISA口座なら、配当金も非課税で受取れます。
「つみたて投資枠」は、複利で増やすキャピタルゲインを目指すもので、配当も再投資されます。
インカムゲイン狙いの「成長投資枠」と、
増やすポジションの「つみたて投資枠」で、使いながら増やす。
インカムゲインとキャピタル、どちらを優先するか、
どうバランスさせるかは年代や個々の事情により違ってきます。
現役世代で夏冬のボーナスが出るのであれば、
つみたて投資枠で効率よく資産形成をしながら、余裕資金で個別株の買いもありです。
リタイア世代は、年金支払いのない奇数月に受取れる分配型投資信託や、高配当株・ETF等、
年金以外の不労所得を持つことで、少しでも物価上昇分を補填することができます。
“インカムゲインはキャピタルゲインと同じくらい重要である。
大半の投資家はインカムゲインの機会に注目していないだけに、
前者は後者以上に重要かもしれない。 ”
ーRichardo Bemsteinー
NISA口座では、殖やしながら使うが叶います。
NISA口座まだお持ちでない方、ご相談下さい。
インカムゲイン、キャピタルゲインの使い分けもご案内しております。