日本社会の新しいノルム

朝ドラ「虎に翼」の週ごとのサブタイトルの諺が気になっています。

こんな諺知らない、なんだか男尊女卑の匂いが・・・、で調べてみました。

<女賢(さか)しゅうして牛売りそこなう>

利口ぶった女性は目先の利益にまどわされ、かえって物事をやりそこなう。

(女性に限ったことなのかな。)

<女は三界(さんがい)に家無し>

女は幼少のときは親に、嫁いでからは夫に、老いては子供に従うものだから、

広い世界のどこにも身を落ち着ける場所がない。 

(家に女房なきは火のない炉のごとし って諺もある。)

<朝雨は女の腕まくり>

朝降る雨は、じきに上がるから恐れるに足りない。

女が腕まくりしていくら力んで見せても、すぐにへたばってしまう。

<屈(かが)み女に反り男>

女性はかがんだうつむいた姿がよく、男性は胸を張って上体を反らした姿がよい。 

昭和(前半かな)の社会通念はこんなものだったのかなぁ。。。

ゴールデンウィークは非日常ではなく、いつもの朝ドラからでした。

皆様は如何お過ごしでしたか。

 Z世代はお金の話し大好き

このところ、承っております新NISAの口座開設は、

大学生や就職間もない若い方が続いております。

お父様お母さまからのご紹介なのですが、

嬉しいことに皆様「投資教育」を受けて頂いた上での口座開設です。

「投資教育」は運用のための基礎知識で、

企業型確定拠出年金導入時に義務づけられていますが、

私はiDeCoやNISA口座開設の時にも受けて頂いております。

「ノルム」という単語を目にします。

「予想」より強い概念、これが当然とされる社会規範と言う意味で、

~日本は緩やかなデフレと賃下げ が当たり前とされてきたノルムが~

みたいに用いられます。

ですが、今年に入り「物価や賃金は上がらない」「リスクは取らない」

という長年の「ノルム」はインフレと円安の襲来で変化しつつあるように感じられます。

Z世代(1990年代半ば~2010年前半)の若者は、投資運用に積極的です。

・友達は既に始めている。

・株式投資に興味がある。

・アルバイトで稼いだお金は貯蓄より運用に。

バブル崩壊後のデフレが常態だったZ世代は、

株式投資に抵抗感や先入観がなく、お金は運用でしか増えない。

積極的に増やしたい。発想の根本が違うようです。

いいな~、頼もしいなぁ~。

企業型DC、iDeCo、NISAで成功体験を積みあげ、周辺にも影響を及ぼして行く。

日本社会の新しいノルムが生まれるのももうすぐですね。

女賢しゅうしてとか、屈み女とか言われていた時代があったよね。

株式投資はやってはいけない、株は博打って、ついこの間までのノルムだったんだ。

10年後のZ世代はこんな会話をしてるかもしれません。