佐藤さんだけ!?

びっくり仰天なニュースです。

およそ500年後の2531年には、日本人全員の名字が「佐藤」さんになる 。

現在の民法のもとでは、結婚に際して、男性又は女性のいずれか一方が、

必ず改姓しなければなりませんが、改めるのは圧倒的に女性の方です。

なるほど、3姉妹の私の旧姓は既に受け継がれずです。

夫の方も姪が2人ですので、平賀姓は途絶えてしまうかも。

「選択的夫婦別姓 四半世紀が過ぎても実現せず」1996年、

「選択的夫婦別姓に関する中間まとめ」2001年、等々

結婚後の名字(氏)の問題は長年議論されていたようです。

毎年およそ50万組が結婚し、その分名字の数は減り、

すでに消滅した名字も少なくないとのこと。

名字が変わることの弊害は女性の方が多く

「選択的夫婦別姓」を求めるのは女性です。

西日本新聞社のアンケートでは、

「選択的夫婦別姓」に賛成は女性に限らず8割とありました。

国会での反対議員の理由は、

日本の伝統、家族の絆といった家族論や価値観の問題のようです。

“佐藤さん一択のシミュレーション” 結果は

「選択的夫婦別姓」反対の議員さんに、どう受け止められるのでしょうか。

変化のトリガーは、本論ではなく案外こんな曲球(くせだま)かもしれません。

それにしても、夫婦別姓を選べないのは

世界中で日本だけとは、知りませんでした。これまたびっくりです。