良すぎて不安ですか
今年に入り株式市場は好調で、中でも日本株の上昇は米国株を上回る成績です。
そうなると、今までオルカン(全世界株式)やS&P500一択で投資していた方は
ソワソワでしょうか。
あるいはこんなに値上がりしたのだから今は初め時ではない、
様子を見ようで、結局タイミングを逃してしまう。
それとも、スピード違反の株価上昇にもうそろそろ暴落が来る。
折角ここまで増えたのだから利益確定で一度売るべきか。
値上がりが嬉しい反面、気掛かりも増えてしまった。
投資においての一番の敵は・・・、一喜一憂する心、マインドです。
・増えても浮かれない
・大きな下落があっても慌てない
・「稲妻が走る(大きく上昇する)瞬間」は誰にも分からない
・相場に居続ける(確定拠出年金・NISAを止めない)
下落があるから資産は増える
下図は1926年から2023年12月までの米国株式と日本株式の推移です。
暴落は何度も起きています。
100年に1度と言われるリーマンショック時は株価は50%も下落しました。
直近のコロナショック時は20%の下落です。
ところが下がった後は、必ず反発し力強い上昇です。
世界中の人が今日より明日、明日よりは、と日々より良い生活を目指して働き
世界経済のパイは大きくなり、これを映すのが株式市場です。
下落時は、一時的には資産が減ります。
ここはがっかりするのではなく、淡々と今している積立を継続する。
あるいは買い増しをする貴重なチャンスなのです。
下落はバーゲンセール期間なのですから、普段より安く買えます。
安売り期間中に、自分も釣られて安売り側になる必要はないですよね。
一度下りてしまうと戻るのが難しくなります。
続けること、継続することでその先の大きな利益に繋がります。
ゆめゆめ、投資を終わりにしようなんて思わないで下さいね。
不安な時はご相談下さい。