親子でお金の勉強
11月26日の土曜日に、埼玉県桶川市で、
お母さまと中学3年生、小学校3年生の息子さんに「お金の話し」をしました。
セミナーのご依頼は随分前に頂いていましたのに、前日までレジュメが完成しませんでした。
中学3年生が理解できるよう、お母様達に飽きられないように、
知識だけの提供ではつまらないし、ポイントは何処に置くべきかぎりぎりまで悩みました。
第1部は、何故お金が大切なのか。何故貯蓄が必要なのか。
資産(Assets)負債( Liabilities )リスクマネジメント(risku manage Ment)の観点から
お金の管理のし方、パーソナルファイナンスについてです。
・お金を管理する方法は、トレーニングにより身に着けていくしかない。
・お金についての学習は、お金を稼ぐことと同様に重要。
なるべく若いうちに聞いておくことに意義があると思い、半分の時間を取りました。
株式投資の本質
「同級生に、既に株式投資をしている子がいて、子どもたちも興味津々で。」
とのことで、株式・投資・運用について半分の時間を割きました。
アマゾンの創業者ジェフ・ベソス氏は、〝小売業の世界を変える。〟
イーロン・マスク氏は、〝人類の進歩に貢献する。〟を理念に起業し、
それを多くの投資家が支持したので、世界企業となり、株価も何千倍にもなりました。
アマゾンのネット通販は、今日では当たり前になり、
テスラの電気自動車はEV車の先駆けとなり、正に人類の進歩に貢献しています。
こういった会社を見極め資金を投じるのが投資家の役目です。
投資の本質は、投資したお金が生かされ、投資先の企業が発展し、
より良いサービスや製品を生みだし、それにより社会全体が豊かに便利になり、
投資家には投資額以上のリターンが戻ってくる。
このサイクルが、資本主義の本質であり、株式投資の意義です。
同じ株式を使っても「投資」と「投機」は異なります。
投資は個人の資産作りだけではなく、社会に役立つ行為です。
誰もが投資家になれる方法が、投資信託を使ったNISAやiDeCoの積立です。
投資信託で、投資家デビューできますよ。
是非、NISAやiDeCoの言葉を覚えておいてね。
いろいろ話してしまいましたが、どんなふうに思ったかな。。
感謝と反省
今回のセミナーは、とても良い経験になりました。
企画をしてくださいましたお母さまに感謝です。
中学生、小学生の子供さんたちもとても真剣に聞いて下さいました。
一方通行ではなく、たくさんの鋭い質問を頂きました。
・税金と社会保険料って、合計でどのくらいになるのですか。
・年金だけで、本音のところ生活できると思いますか。
・投資はいくらからできますか。
・(個別)株は、「70-20-10の法則」の何処のお金でするのですか。
・今度はもう少し具体的な話を聞きたい。
「投資信託」って言っても、実際に持ってもいないのですから分かりませんよね。
「分散」と言ったって、ただ世界株と日本株、株と債券と言葉で言っても、
中学生になじみがないのは当然です。
説明が足りなかったなぁ、反省しています。
それこそもっと具体的に投資信託の目論見書や、組み入れ銘柄を見て頂くと、
もう少しイメージし易かったかと思いました。
小学3年生の〇〇君が「つみたてNISAを始めたい。」とお母さまに言われたそうです。
嬉しい!
〝子ども達も、ママ達もとても喜んでいました。
お願いして良かったです。〟のメールを頂きホッとしました。