『はくばく』をご存知の方は、おそらく山梨県の方か、ゆかりのある方でしょうか。
連れ合いが山梨出身のわが家は、はくばくの十六穀米と麦茶は定番です。
その『はくばく』をスポンサーに持つ、ヴァンフォーレ甲府がサッカー天皇杯で見事優勝しました。
並みいるJ1の強豪、準決勝は鹿島アントラーズ、
決勝戦ではサンフレッチェ広島を倒し勝ち上がってきたのです。
天皇杯は勝ち抜きトーナメント戦です。1度でも負けると、優勝できません。
ヴァンフォーレはJ1ではなく、2部リーグJ2の22チーム中でも下から4番目の成績です。
誰が、天皇杯優勝を予測できたでしょう。
「勝ちに不思議の勝ちあり・・」と言ったら失礼でしょうか。
で、ヴァンフォーレのスポンサー『はくばく』って、どんな会社なのだろう、
とネットを括ると。。。
株式会社『はくばく』は、非上場ですが年商200億円、従業員430名の大企業です。
社名の『はくばく』は白麦から来ているそうです。
創業当時のエピソードで、山梨の若者が東京に働きに出て1年もすると体を壊して還ってくる。
ところが山梨で半年も暮らすと治る。これは麦ご飯のおかげ。
「麦こそ健康の源」と、食べにくかった大麦の黒い筋をなくす切断機を開発した。
「事業がいかに社会に貢献できるか」を考え、目先のことや私欲にとらわれず
長い目と広い視野で地域のことを考え、穀物を中心とした食スタイルの大切さを提唱している。
これってESG、SDGSに繋がりますよね。
『はくばく』さんのホームページ、結構隅々まで見てしまいました。
現社長は、ラクビー選手だった。
サッカー以外の地元スポーツクラブも複数支援している。
社員食堂の雑穀ご飯メニューがヘルシーで美味しそう。
確定拠出年金制度あり。
会社を知ると、いつもの麦茶も十六穀米も、ちょっと味わいが違ってきました。
『はくばく』さんが上場したら、株主になりたいかもです。