ベビーボンド賛成です

 生まれたときから投資家

「ベビーボンド」聞きなれない言葉で、ネットを検索しても出てきません。

TV東京のモーニングサテライト「パックンの眼」の解説によると、こうです。

「ベビーボンドBABY BONDO」とは、

低所得者層を対象として

子どもの出生時に自治体などによりお金が割り当てられ、

そのお金は運用され、成長したときに受取れる。

米国では今導入する州が増えているそうです。

 

コネチカット州では、1人3,200ドル(日本円で約40万円)が割り当てられて、

18歳から30歳の間に教育・州内での起業、

はたまた老後資金などに当てられてもいい。

3,200ドルが1万1,000ドルに膨らむ可能性もある。(*州担当者))

導入の背景には、米国で深刻な《格差問題》があります。

白人世帯の資産(18万8,200ドル)は、

黒人世帯(2万4,100ドル)の8倍もあるそうです。(*いずれも中央値)

また父親の最終学歴による貧困率でみても、

大卒の父親の家庭の貧困率は5.3%なのに対して、

高卒は14.1%、中卒は33.3%だそうです。

「ベビーボンド」は、生まれながらの格差や

格差の固定化にくさびを打ち込むものかもしれません。

なるほど、すごくいいアイディア!大賛成です。

場当たり的なバラマキよりは、余程実のある投資と思います。

日本も少子化を憂え、何とか止めたいのなら、このくらいの投資は安いものです。

赤ちゃんが成長したとき、誰もが経済的な理由で大学進学を諦めることがない。

大学に進学できることで、貧困率が下がる。

成長した赤ちゃんが州内で起業家となり職場を提供し、法人税も納める。

「ベビーボンド」は夢のある投資と思いませんか。

貧困家庭に育ったとしても、

18歳になると日本円で40万円が135万円位になって

確実に自分の財産として受け取れるのですから。

因みに日本の20代単身世帯の平均貯蓄額は113万円ですが、

中央値では8万円です。

貯蓄がないか、あっても100万円未満の人が70%を超えています。

(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」令和2年)

赤ちゃんに投資! 日本も、もっと赤ちゃんに投資を!!

 

 60年の時間をプレゼント

40万円が18歳時に135万円になるには、年率7%の利回りが必要です。

年利7%なんて・・・、米国では無理ではありません。

米国の代表株価指数S&P500の30年の平均リターンは9.3%なのですから

「ベビーボンド」が有用なのは、赤ちゃんが自分の運用資金を持つことで、

金融リテラシーが身に着き、親も一緒に金融を学べる。

金融リテラシーなんて仰々しいですが、

要は読み書きそろばんくらいのお金の基礎知識で、

投資信託を持つことで自然と分かってきます。

投資において一番重要なのは時間です。

投資金額の多い少ないではありません。

高い利回りの追求や、トレードのスキルでもありません。

時間の経過と共に誰でもそこそこの資産を築くことができます。

あとは最初の一歩です。

米国のように自治体が背中を押してくれたなら、誰でもチャンスがあります。

「ベビーボンド」の資金は、老後資金に充ててもよいとのことです。

3,200ドル(日本円で約40万円)を年利7%でシミュレーションしてみました。

40万円を年率7%で運用《平賀ファイナンシャルサービシズ㈱》

10年では2倍ですが、20年後は4倍近くに・・・、

60歳の時はたった40万円がなんと2000万円以上に育っています。

時間こそが、複利効果を最大限生かすことができます。

勿論、60年の間にはお金の価値も変わっています。

その分を割り引いたとしても、

物心ついたころから自分のお金と向かい合い投資運用を身に着ければ、

ベビーボンド当初の40万円だけのはずがありません。

著名な投資家91歳のウォーレン・バフェットさんの

資産の95%は50歳以降に築いた(増えた)ものです。

2人が億万長者になったわけで紹介しました、

ロナルド・リードさんは92歳、アン・シェーバーさんは101歳まで生きた方です。

赤ちゃんから投資が叶うと、複利効果は90年、100年に及びます。

資産を子や孫に継承すると〇〇財閥や、篤志家法人〇〇が出来るかもしれませんね。

赤ちゃんから投資。いかにも米国ならではなのでしょうか。

日本のジュニアNISA制度は2023年で終了です。

一貫性がないなぁ。。。

児童手当だって、もう少し工夫があってもいいだろうに。。

運用される「ベビーボンド」悪くないのになぁ。。。

 

 自前でベビーボンド

自前で「ベビーボンド」なさっている方いますよ。

児童手当をそっくりご両親のNISA口座で運用されている方。

未成年者でも、NISAではなく証券口座を持てるのをご存知でしたか。

ジュニアNISAは終了しても、特定口座で引き続き運用の継続は可能です。

投資は社会人になってから・・では、20年の時間がもったいない。

赤ちゃんが生まれたら、証券口座を開いてください。

やがてとんでもない資産を築くことになりますよ。

赤ちゃんでも投資! 投資は赤ちゃんから!!

赤ちゃんの口座開設。ご相談下さい。

 

メモ: * は入力必須項目です