『奉仕の〇〇』が読めません
今年の桜の見納めにと、友人と
北区の飛鳥山公園に出かけました。
満開を過ぎ花びらを散らし始めましたが、
それはそれで風情があり桜はどんな姿も美しい。
左は渋沢栄一80歳のお祝いに送られた図書館(書庫)
青淵文庫前の桜です。
と、散策する中で見つけた石板の漢字が読めません。
「奉仕の?」
えっ、何? なんて読むの?
気になります。
筒体手写(手書き入力)で調べても出てくるのは「禿」の文字。
禾へんではなく、木の下に几の字なんです。
帰宅しIMEパッドで入力しても、オンライン漢和辞典で調べても、
他の方法で試みてもダメでした。
10周年記念 創立昭和36年4月12日と読めます。
王子ローターリークラブにも問い合わせましたが、古いものなので記録もなく分かりませんとの答えでした。
昭和36年に建てられた頃は、みんな『奉仕の〇〇』読めていたんだろうな。
それにしても、辞典にもなく、
昭和36年頃に使われていた漢字が、忽然と消えた?
ご存知の方教えて下さ~い。
とメルマガでお願いしたところ早速、関西に住む友人から
「奉仕の森」で~す。
森は崩し字でした。
飛鳥山公園内にある、北区飛鳥山博物館の学芸員さんからも、
「奉仕の森」と読みます。
私たちも(小さな碑なので)気づかなくて、
あれから気になっていたのです。
と、崩し字辞典まで持ち出してご回答下さいました。
私にはちょっとした事件が解決し、お陰様で「知るは喜び」となりました。
友人や飛鳥山博物館の学芸員さんに感謝です。
再び訪れた雨の飛鳥山公園は八重桜と藤の花が満開でした。
お薦めです。