投資家としては・・・
私はゴミ投資家どころか、ミジンコより小さな投資家ですが、
「投資家」マインドを持つようにしています。
遠いウクライナでの戦争ですが、「投資家」としてどう向き合うかに想いを巡らせました。
寄付は出来る人がすればいいと、思っています。
税金をきちんと払っていれば、政府の寄付や支援は間接的には納税者からのものです。
日本政府は 1億ドルの緊急人道支援や、物資の支援をしています。
ただ、投資家としては、ささやかでも収益の一部を寄付に回すことができるので、自己満足です。
次に、今している積立投資を止めない。
私は、NISA口座での積み立てですが、下がっているからこそ継続します。
下がっているときに売ったりしません。
むしろ下がった時はバーゲンセールでたくさん買えている。
やがて戦争は終わり、いずれ世界経済も今以上に力強くなることを信じています。
売るのはそれからです。
それから、もう一つは・・、
高配当の株式に
年間8,000円の配当金(税引き前)でも定期的に受取れるお金は嬉しい。
15年以上前に買った某株式からの配当金です。
株価は上がり下がりしているものの今の株価は買値の1.4倍ぐらいです。
現在の配当利回りは約2.9%ですが、買い値で逆算すると4.2%になります。
配当金は率ではなく、1株〇〇円と金額が決まっています。
1株10万円で買っても、20万円で買っても、配当金は1株当たりで支払われますので、
当然安く買えた方が配当利回りは高くなります。
配当額÷買った時の値段で利回り計算ができます。
途中増配・減配にもなりましたが、無配にならなかったのは幸いでした。
計算してみると、(たぶん)配当金受取総額はそろそろ買い値に届きます。
年8,000円でもばかになりません。20年持ち続けば16万円です。
配当金について、株式投資のバイブルと言われるジェレミー・シーゲル教授の著書
「株式投資の未来」には、以下のようにあります。
1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、
株式の累計リターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。
値上がり益が生み出した部分は3%に過ぎない。
永続する会社が本当の利益をもたらす。
株式の収益は、キャピタルゲイン(値上がり益)とインカムゲイン(配当)です。
潰れない会社であることが大前提ですが、
年4%の配当利回りの株式を4半世紀持てば投資元本に届きます。
その間の株価の値動きは関係ありません。上がれば幸いなだけです。
株式収益に占める配当の割合は少なくありません。
世界中の株式が1月の高値水準から10%以上下がっています。
年金世代の私は、年金+αのために高配当銘柄をウオッチしています。
日本株は購入単価が高いので、
個別株での配当金再投資は米株のようにはいきません。
再投資は投資信託の積立に任せ、配当金は受取り心置きなく使います。
マーケットはいろいろな要因で常にブレます。
確定拠出年金、NISAを使った資産形成がコアであることに変わりはありませんが、
配当金は株価の値動きに関係なく受取れますので、
株価が下がっているようなときは少し落ち着くかも知れません。
確定拠出年金、つみたてNISAでは個別株を買うことはできませんが、
一般NISAでは上限120万円の範囲内で、個別株を買うことができます。
NISA口座ですから、受取る配当金に税金はかかりません。
配当金から20%税金が引かれると結構悲しいですよ。
(NISA制度があって良かった。。。)
年2回受取れる配当金は、年金生活者にとってボーナスのようなものです。
ここ何年かは、NISA口座の一部を高配当株式に割り当てています。
取得時に2%台の配当利回りでも、増配や株価が上がれば、配当利回りも上がります。
投資家は下げ相場で焦らず、じっくり、永続する企業選びです。