badニュースはgoodニュース

 随分と春めいてきました。

事務所から見える防衛省の桜は5分咲きくらいです。

これから春うららの良い季節なのに、コロナショックと株価の乱高下で浮き立つ気分になれないのが残念です。

 

物事って、やっぱり2面性があるなぁと、ニンマリしたお話です。

街行く人の7割くらいはマスク姿と思いませんか。電車に乗ってもオールマスク姿のこともありました。ところが、みんながみんなウイルス対策でマスクをしているわけではないようです。

 

「今、美容整形の先生は忙しいよ。」

何故かと言えば、みんながマスクをしているので、美容整形の痕跡をマスクで隠せるらしいのです。

長期のリモートワークや、休職を余儀なくされ時間が取れたことも関係しているらしく、患者さんには学校の先生も多いとのこと。

まぁ、一部の話しなのかもしれませんが。

 

もう一つこんな話も。

3月に入り、iDeCoとNISA口座の開設を承りましたお客様は、タイミングがこの時期になり喜んでいらっしゃいました。が、iDeCoもNISAも口座が出来るまでに2ヵ月くらいかかりますと、伝えたところその頃まで下がっていて欲しい…とのことでした。(^_^)‼

 

SBI証券や楽天証券では、

“新たに積立て投資を始める好機と考える個人投資家が多いことがうかがえる。”そうで、投資信託の積立て口座の開設が増えている。

下げのタイミングをwll comeとし、始めるインセンティブとなるのなら悪くはない話です。

 

では、昨年始めた人は「悪い」タイミングだったのか。

そんなことはありません。

昨年から開始した人は、現時点での評価額は押しなべてマイナスですが、

何より1年早く始めたのですから、その分たくさん口数を買えています。

 

投資信託の評価は「口数×基準価格」ですから、口数はひと月でも早く始めた人の方が多いに決まっている。

 積立てを10年継続すると、ひと月の積立回数は120分の1回です。

120分の1回・2回の基準価格が高くても安くても、影響はありません。

それよりも、いかに多く口数を積み上げるかの方が重要です。

 

そう、物事には2面性があります。

badニュースはgoodニュースでもあります。

持っている投資信託の評価額が下がっている(bad)でも、今は安く買えている(good)。

どちらが表か裏かは分かりませんが、見方次第です。

 

 ― 人の幸せはコミュニティへの貢献から始まる  アドラー心理学ではこうあるそうです。

前回ご紹介しました《特定営利活動法人 りーそる とつか》の北原さんの活躍に寄せられました。

badニュースをgoodニュースに変えちゃうこともできる。