わぁ、驚き!
フランスの経済学者トマ・ピケティの著書『21世紀の資本』が映画化され、3月20日から全国公開とのこと。ピケティ本人も出ているらしい、いったいどんな映画になっているのか。
ピケティと言えば、働いて稼ぐお金より、お金を働かせる方が大きい
r(資本収益率)>g(所得成長率)を証明してしまった人。
1億円の資産から5%の収益が得られると500万円です。サラリーマンの平均年収は420万円くらいなので、この対比では資本からの収益の方が大きい。
持てる者と持たざる者の格差は広がる一方ということらしい。
日本の賃金の伸びはOECD各国の中で最下位どころか、日本だけが下がっている。
賃金は上がらない。上場企業の多くは、給料を上げることより株主に報いることを優先しているように思える。
給料が上がらないのならば、会社から分捕ればいい。株式を持つこと、株式投資を躊躇しているときではありません。
自分が働いている会社の株でなくても、上場している会社なら誰でも自由に買えます。
とは言え、日本の株は購入単価が高すぎるし、ピンポイントで1銘柄を狙って買うなんてことは決して薦められません。
方法はあります。
日経平均の全銘柄を買うことができる「インデックス型投資信託」なら、一社狙いではなく、すべての業種の主要企業株を丸ごとバスケット買いが出来ます。
この優れものの「投資信託」を使えば日本株だけではなく、アップルやアマゾンン等の米国株でもそれこそ10,000円以下の金額からでも買えちゃいます。
NISA口座や確定拠出年金口座を使い、時間と税制優遇を味方にすれば、なお効率的。
私には投資のお金(資本)がないなんて、嘆く前にNISA口座で日本株どころか米国や世界中の株を毎月1,000円からでも積立投資を開始してみて下さい。
時間とともにr>gを実感する日が来るかもしれません。