女性の11人に1人は「乳がん」に

1月16日開催の「乳がんセミナー」のご報告です。

そもそも、このセミナーを企画したのは私自身が「乳がん」経験者だからです。経験者でも、改めて「乳がん」は早期発見で、5年生存率100%のがんであることを知ることができました。40歳以上になると市や区から検診の案内が来ると思いますが、なんとその受診率が30%に満たないのが実状とのこと。

 

米国の「乳がん」検診率が80%以上であることと比べると、日本の検診率は全体でも47%、これは意識の違なのか、制度の違いなのでしょうか。まずこの入り口の差は治癒率の差に繋がります。マンモグラフィー検査の痛さがネックのようです。

 

私の通院しております昭和医大豊洲病院は、

女性外来の充実した、中でも乳腺外来には定評があります。

 

昨日は、手術後2年目の3Dのマンモグラフィー検査がありました。普通のマンモの倍時間がかかりその分痛さもですが、それでもその後の検査や手術、治療を思えば時間的にはほんの一瞬です。 エコー検査と合わせてでしたが、どちらの映像を見ても異常なく、経過は良好らしくほっとしたところです。

 

マンモグラフィー検査において、実は映像の読解力がポイントだそうです。「読影認定医」にもランクがあり、上位認定医がいる処での検診がお勧めです。気になる方は、日本乳がん検診制度管理中央機構等で確認下さい。私は、主治医と放射線医二人の医師から画像の説明を受けることができ、良い病院と良い先生に恵まれたことに感謝しております。

 

「乳がん」は女性のがん罹患部位で1番掛かりやすい箇所です。ほんの少しの知識があればと、改めて実感したセミナーでした。